ひとえに風の前の塵に同じ

刀剣乱舞の歌仙兼定推し。色々なイメージ作品を作ったり妄想したりのんびり暮らしたり。猫好きもふもふ。記事・画像の無断転載お断りです。

デンデラ

 

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観ました。
予想外でした。
私が見ていた予告は
かなり優しい映画紹介だったのね……。

 

 

www.youtube.com

以下ネタバレありなのでご注意。
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血ブシャーーーーー!!!の
シーンが多くて
凄く驚きました。


これ、ホラー(スプラッタ系)だったの?!ってレベルで。
手・足・首などバラバラとかゴロゴロ出ますので
血苦手です。っていう人にはこの時点で
残念ながらオススメできない。


話は昔話にある
姥捨て山の『その後があったとしたら?』の作品
個人的には恐ろしいながらも
興味深い作品だなと思いました。

元気なお婆さん達の戦闘ぶりを見たい方にも
おすすめ。雪山をめちゃくちゃ走る。


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懸命に生きてきて
70歳を過ぎたら
雪山に棄てられるとか

長生きなんてするもんじゃないし
現世はやっぱり地獄だわ。

最大の敵は
恨みか
命の限りか
自然の脅威か

 


不条理ばかりだ。

 


本編は村人への復讐で
老婆VS村民だと思っていたら全然違って
老婆VS熊の戦いが本編状態。
人を呪わば穴二つなのか。

 

本編主人公は気が強いのに
行動に関しては言ってる事と
やってる事が違ってすっきりしない。
そして、最後まで決められない。


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印象にあるのは
村長(?)が水源で獲った魚を食べきり
その魚の骨で髪を梳かしていたシーン。

髪に櫛を入れ身だしなみを整え
人間らしい生活をしていた時を
思い出したかの様なシーン。

生きてゆく為の逞しさを感じたし
生きたい、
こんなところで死ねるかという気持ちも感じる。

本編の村長は骨でできた角を髪に挿して
鬼の様になってる。(統治に関しては凄く平等)
人であった自分は死んで、鬼に生まれ変わったとの意味なのかなと。

 

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姥捨てされてもやっぱり生きたい人も居て
死に物狂いで村に戻ったら
村人から撲殺されてたシーン
めちゃくちゃ恐ろしかった。

 

『恥さらし』なので村人により撲殺

火葬されて、骨砕いて
糞置き場に撒くという……
なんだろうね…人間ってひたすら怖いね。


あと、熊は作り物感がバリバリなのに
とにかく怖かった。

銀牙 -流れ星 銀-をなんとなく思い出してた。
完全負け戦になるとわかっていても
戦わなければいけない。

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設定に関しては、無理な所が多少ある。

(一応反転にしました。)
居住場所についても
戦闘方法についても
食料事情についても

知識が豊富な老婆達なのに
生きる為の知識が少ない。

食料事情は分かるけど
30年あったら米は無理でも
畑はいけたのではないかと……。
備蓄はなんとかなったんじゃ……。

背水の陣(食糧危機)になるように
なっていただく為には
どんぐり・虫が主食じゃないと
食料危機感出ないし
仕方ないのかな。

武器は縄文時代と同じく石器
石槍・石矢じり。
村の住民を殺害する為だったから
一点突破の弱点を狙う
槍の練習だったのかもしれないけど
石投げる方法を覚えておけば
投げて失敗しても拾ってまた使える利点があるし
なにより、普通の狩りでも活用できそうな気がする。
(投げ縄は無理かもしれないけど)

 


が、そんな余計な事は考えなくていい。
ただ、呆然と受け入れて
見ているだけで十分苦しい。

瀕死状態の親友を生きたまま
熊を誘き出す餌にする
それを餌役の親友は受け入れる。

 

 

何かの命を奪った上で人間は生きている。
だからこそ、最後の
どっちが勝ったんだ?
との問いがある。

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