ひとえに風の前の塵に同じ

刀剣乱舞の歌仙兼定推し。色々なイメージ作品を作ったり妄想したりのんびり暮らしたり。猫好きもふもふ。記事・画像の無断転載お断りです。

二度と見たくない映画

# 二度と見たくない映画


のタグを追ってマザー!見ました。

 

 

マザー! (字幕版)

マザー! (字幕版)

 

 

よくわからない図々しい人たちが
次から次へとやってくる。
妻が注意しても聞かない。

夫は何故か妻より意味不明な来客達を優先する。
あ~これはストレスマッハになるね!
って言うか、なったね!

 

 

ラストは悲惨。
(集団暴行・カニバ表現あり)

 

 

 

 

以下感想ネタバレ
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宗教色の強い作品。
この作品は聖書に基づいて制作されています。
それを一軒の家を舞台に話が展開されてゆきます。


妻=母なる大地(家)
これだけ知っておくと本当に分かりやすいと思います。


旦那は詩人、執筆しているものは実は聖書=

神は無償の愛を提供する。どんな犠牲を払っても
どんな事をされても許し、分かち合うの精神。


妻は2役。母なる大地、もう一つの側面として聖母マリア
産んだ子供は(神の子)キリスト。
仕事はしていないが、部屋の修繕(大地の修理)をするのが好き。

 

 

ある日から夫のファンだと名乗る人物が自宅に現れる。
最初にやってきたのは医者だと名乗る夫婦
(アダムとイブ)

その後やってきたその人たちの子供
アベルとカイン)

カインはアベルを殺害(人類最初の殺人)

その殺害現場で流れた血は家(大地)を汚す。
殺害現場の血だまりを拭いて、よく確認したのに
何故かふとした事で血が噴き、穢れた土地を表す。


聖書をあまり読んでいないので
私にわかるのはこれ位ですが敬虔な教徒なら
もっと思う所があるのでしょう。


終盤、奇妙な人達から逃げて家の小部屋で出産しますが
この異常な人たちに
夫は生まれた子供をお披露目したいので
抱かせてくれと言います。

散々人の家をめちゃくちゃにした人々に
子供を渡したくない妻は抵抗しますが
出産で体力が尽きて一瞬眠ってしまったところで

夫が子供を取り上げ、皆にお披露目。
勝手に作られた祭壇に祭り上げられた上に
大勢の民衆によって
子供は食べられてしまいます。
(最後の晩餐?聖体としてのパンと葡萄酒
ではなく、そのまま意味で本当に食べてる)

 

そして何故か、妻は民衆に足蹴にされたり
汚い言葉でののしられてリンチに遭います。
(高慢な人々による自然破壊のメッセージなのかな?)

 

ボロボロになりながらも夫の所に行くも
(子供を食べられても)
彼らを許さなくてはならない
と言い放ちます。

心身喪失のまま妻は地下にある暖炉(?)
を解き放ち家は壊滅状態になります。
(地下マグマが噴き出した印象かな?)

焼け焦げの妻を夫は見つけますが
妻の方は心身喪失状態で
あなたに全てを捧げます。と繰り返します。

夫はそんな妻の胸部を素手で開いて
心臓を取り出します。

やがて、妻の体は砂の様に崩れ落ち
取り出した心臓からはクリスタルが出てきます。


そして逆再生の様に家が再生。
最初に戻ります。


ストーリーの最初の方で夫は
昔火事で全ての物が無くなったけれど
このクリスタルだけは残っていた話をします。

地球って何回か再生しているのかと思うと怖いし
子供を目の前でカニバられたら
一生許すか!!!ってなる作品でした。

噂にたがわず2度と見たくない映画でした。
# 二度と見たくない映画