健康で文化的な最低限度の生活 5 (5) (ビッグコミックス)
- 作者: 柏木ハルコ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/05/30
- メディア: コミック
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健康で文化的な最低限度の生活 6 (6) (ビッグコミックス)
- 作者: 柏木ハルコ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/01/30
- メディア: 単行本
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健康で文化的な最低限度の生活読んでます。
面白い。義経(苗字です)の奮闘ぶりがなかなか。
この5巻から6巻にかけて
アルコール依存症の話が出てくるのですが。
グッときました。
55話のP189~位かな
本文より抜粋
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人は元々群れで生きる生き物でしょう?
人は『人』を頼らなくては生きてはいけない。
ところがアルコール依存症になると
それを酒に置き換えて
すべてを酒に頼って生きるようになる。
疲れたから飲む。
頭にきたから飲む。
辛くなったら飲む。
嫌な気持ちを吹き飛ばすために飲む…
酒は何も言わない。
何も言い返してはこない。
酒は、人の苦しさをただ淡々と
受け入れてくれる…
つまり酒ではなく本来の『人』に頼って
生きる方法をなんとか見つけない限り
いつでも簡単に戻ってしまう。
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読んでて酒=人に置き換えてみると
なるほどなぁっと感嘆としてしまいました。
人に言えない事は沢山あるよな……
守秘義務とかあるし……
人に対して行うと
疲れたから飲む。→人に疲れたと愚痴る→楽しくないので疎遠になりがち
頭にきたから飲む。→人に対して暴力・暴言を吐く→近寄りたくない→疎遠
辛くなったら飲む。→愚痴が出る→疎遠になりがち
嫌な気持ちを吹き飛ばすために飲む…→愚痴が出る→疎遠になりがち
こんなイメージでどんどん人離れするなぁと。
だから、淡々と飲む。
人には言えないから飲む飲む飲む。
あと対処療法で抗酒剤っと言うものがあるそうで
この薬を飲むと悪酔い症状を引き起こし
飲酒欲求が無くなるそうなのですが
どんななんだろ…?二日酔いみたいな感じになるのか??
昔何科の薬かなんかで水がめちゃくちゃまずくなる
薬飲んだ事あったけど、そんな感じに味覚変化するのかな?
なんにせよ汚さ極まったアル中の部屋は凄かった。
絵で見ると(ノ∀`)アチャー度が違う。